木村拓哉さんと言えば、2024年の映画「グランメゾンパリ」のシェフの役の姿が記憶に新しいです。
前作のTVドラマ「グランメゾン東京」(2019年)から数年たち、再び、鈴木京香さん、沢村一樹さん、及川光博さんや富永愛さんといった大物芸能人のオリジナルメンバー達が集結しました。
映画「グランメゾンパリ」では、シェフの白いユニフォームも格好良いけど、日常シーンのヴィンテージジーンズ姿もオシャレでとても素敵でした。
そこで今回は、木村拓哉さんのヴィンテージ愛がすごい!ことに迫り、着こなしテクニックや、こだわりについてリサーチしました。
では、早速本題に入りましょう!
木村拓哉のヴィンテージ愛がすごい?

映画「グランメゾンパリ」でシェフを演じた木村拓哉さんは、日常生活シーンでも、こなれたジーンズ姿が素敵です。
木村拓哉さんのヴィンテージ愛はすごい!のでしょうか?
木村拓哉さんが「グランメゾンパリ」で履いていたジーンズは一点物のスーパーヴィンテージでした。
「1942年のLEVI’S S501XX」というものです。通称「大戦モデル」と呼ばれていて、第二次世界大戦中に製造された特別なリーバイス501シリーズの一つです。
大戦モデルでは、その素材のデニムの質から、特に色の強弱が際立つ美しい経年変化が楽しめます。その上、木村拓哉さんが着用していた大戦モデルは、写真のように、ヒゲやハチノスがとてもキレイに出ています。
ヴィンテージデニムのファンがこのモデルを愛してやまない理由の一つが、色落ちの美しさです。
ジーンズの股上あたりの、座るとシワになる部分にできる、濃淡のはっきりとした色落ちは、「ヒゲ(髭)」や「ハチノス(蜂の巣)」と呼ばれ、長年の着用と洗濯によって生まれる芸術品だそうです。
木村拓哉さんは、「ヒゲ」や「ハチノス」と称された色落ちを作るために、ジーンズを履いて、足を曲げたり、座ったり色々とされているそうです。
まさに、ヴィンテージ愛ですね!
YouTube動画「木村さーーーん」のヴィンテージショップ訪問から、木村拓哉さんのお気に入りアイテムをリストにしてみます。
- ヴィンテージデニム:60年代から80年代のLivi’sやWranglerなど
- ヴィンテージレザージャケット:50年代や60年代のスタイルを彷彿とさせるもの
- ミリタリージャケット:ヴィンテージのミリタリーアイテムに強いこだわり
- ヴィンテージTシャツ:ロックバンドやアメリカンカルチャーをモチーフにしたもの
- ヴィンテージブーツ:レッド・ウィングやフライなどの古着ブーツ
といった感じのものがお気に入りようです。
ヴィンテージショップでは、特にデニムやレザーアイテム、ミリタリージャケットが気になるようで、「この色合いが絶妙」「これは普段使いできそう」など、リアルな感想を述べる姿が印象的でした。
木村拓哉さんが、オシャレで素敵なのは、自分の好きなファッションを楽しみながら、自分の見せ方を日々研究しているからなのかもしれません。
裾をどれくらい折るとか、合わせる靴をちょっと大きめのサイズにすると、全体のバランスが良いとか、かなり細かい部分までスタイルを確認している姿がとても印象的でした。
木村拓哉のヴィンテージ着こなしテクニックとは?

映画「グランメゾンパリ」でも分かるように、木村拓哉さんは役者としてだけでは無く、ヴィンテージアイテムを取り入れたファッショニスタとしても、多くのファンを魅了しています。
ショップで見れた、木村拓哉さんの着こなしテクニックと思われるものをリストにしてみます。
- ヴィンテージと新品のミックス:古着のデニムに新品のシャツを合わせるなど、バランスを取る
- シンプルさを保つ:ヴィンテージアイテムは存在感があるため、他のアイテムはシンプルに抑える
- 色のバランス:ヴィンテージアイテムの色を活かしつつ、全体的な色のバランスを整える
- レイヤリングの活用:ヴィンテージアイテムを効果的に見せるため、レイヤリングを巧みに使う
- アクセサリーでアクセント:ヴィンテージ感のあるアクセサリーで、さりげなくスタイルにアクセントを加える
木村拓哉さんは、ヴィンテージが大好きですが、全身をヴィンテージでキメる感じは無く、新品のTシャツを合わせたり、ヴィンテージ以外の他のアイテムをシンプルにするなど、
決め過ぎず、ちょっと抜いた感じで、バランスを取ることを心がけているようです。
動画では、木村拓哉さんが好きなアイテムを試着し、鏡の前でコーディネートを考える姿がありました。
「これとこれを合わせると面白いかも」と、スタイリングを楽しむ姿が印象的でした。
好きなヴィンテージスタイルを通して、自分に似合うスタイルをよく研究していて、自身をよく分かって着こなされているので、そんな木村拓哉さんに憧れるファンは多いです。
『始めたきっかけは全てあなたです』と言われて。『えっ!?』ってなったら『これ覚えてます?』って聞かれて、『ドラマで同じような服を着ていた』と言ったら、『そうそう! じゃあこれは?』『これは、ロンバケ(ロングバケーション)のオープニングタイトルで着てたな
元々イケメンだから、だけではなく、日々努力しているからずっと格好良いままなのかと、大スターがヴィンテージに一生懸命で、真っ直ぐな姿を見てると感動すら覚えます。
木村拓哉のヴィンテージへのこだわりをリサーチ!

数々のドラマの中で、お気に入りのヴィンテージファッションを披露している木村拓哉さん。
ヴィンテージへのこだわりはどうでしょうか?
木村拓哉さんのヴィンテージへのこだわりは、単なるファッションの域を超えています。
木村拓哉さんのこだわりポイントをリストにしてみます。
- 質へのこだわり:安価なものより、質の良いヴィンテージアイテムを選ぶ
- 歴史的価値の重視:アイテムの歴史や背景を深く理解し、その価値を尊重する
- 独自性の追求:希少価値の高いアイテムを探し求める
- 素材感への注目:ヴィンテージならではの風合いや質感を大切にする
- 時代超えの魅力を発見:古いアイテムの中に現代にも通用するデザインや機能を見出す
木村拓哉さんは気になるアイテムを手に取り、素材やデザイン、ブランドの歴史などについて、自分の視点で語っていて、ヴィンテージの歴史的知識や、アイテムの知識は相当高いようです。
「このディテールがいいんだよね」「こういう縫製って、今じゃなかなか見られないんだ」と、細かい部分にまでアイテムへの深い愛着と理解を示していました。
「これは大切に着ていきたいな」「こんな風に着こなしてみたい」と買った服を語る姿からは、ヴィンテージへの情熱や、アイテムのストーリーを大切にする木村拓哉さんの人柄がよく表れていました。
「大事なことは、存在感のあるヴィンテージウェアに対して、そのモノを着るに相応しい人になれているかどうか。つまり、“似合う”以前に“見合っている”かどうか。
木村拓哉さんは、ヴィンテージに自分が似合うかというより、見合うかどうか、それを着るのに相応しい人なのかに、よりこだわっているそうです。
まとめ
木村拓哉さんのヴィンテージ愛はすごくて、「木村拓哉らしい」ファッションセンスと深いこだわりによって支えられていて、「ファッションは自由で楽しいもの」、「古いものにも新しい魅力がある」
「(ヴィンテージで)自分だけのお気に入りを見つけてほしい」とヴィンテージの奥深さや、楽しさを語っています。
木村拓哉さんのヴィンテージへのこだわりは単なるファッションを超えています。
木村拓哉さんと同様のヴィンテージスタイルを目指すなら、単にアイテムを取り入れるだけでなく、その歴史や価値を理解し、自分なりの解釈を加えることが大切です。
これが「自分がその服に見合う人になれているか」「相応しい人なのか」ということなのでしょうか?
しかし、木村拓哉さんは、まず「自由に楽しむべき」とも言ってるので、好きなヴィンテージにトライしつつ、歴史を知り、相応しい人になって行けば良いようです。
ヴィンテージには歴史があり、独特の魅力があります。
木村拓哉さんがヴィンテージデニムを格好良く着こなしているのには、自分の好きを探求し、似合うかどうかは勿論のこと、
その歴史を知り、そのヴィンテージに見合っているか、相応しい人になれているのかと、常に自分自信を見つめ直しているからのようです。
木村拓哉さん、はこのジーンズはここにシワがあった方が良いとか、このジーンズは「ひげ」とか「ハチノス」風に色褪せるのがオシャレ、などとそのアイテム自体の格好良さを、どう活かすかまで分かっているようですね!
ヴィンテージ愛のすごさと、こだわりへのひたすら一生懸命で真っ直ぐな姿を見ていると、さすがスーパースターと思わせてくれます。
大好きなヴィンテージを通して、「木村拓哉らしさ」を体現できる木村拓哉さん。
これからも、オシャレで、素敵で、格好良い、役者としてもタレントとしても、益々進化してほしいですね!
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