2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」の主役に大抜擢された横山流星さんは、この作品で江戸時代の出版王・蔦屋重三郎を熱演しています。
渡辺謙さんをはじめとする大御所俳優らがうずめく中、その端正な顔立ちと若々しさで、はつらつとした色気ある蔦屋重三郎を演じ、視聴者を魅了しています。
そんな横浜流星さんは日本アカデミー賞を受賞したのでしょうか?
また、表彰の経緯や受賞スピーチはどうだったのか気になりますね。
そこで今回は、
- 横浜流星は日本アカデミー賞を受賞したのか?
- 横浜流星の表彰の経緯は?
- 横浜流星の受賞スピーチについて!
主にこれらについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
横浜流星が日本アカデミー賞を受賞?

横浜流星さんは、「仮面ライダーフォーゼ」(2011年)でドラマデビューし、「初めて恋をした日に読む本」(2019年)で深田恭子さん演じるダメ塾講師が教えるピンク頭の不良生徒役を演じ、一気にブレイクしました。
横浜流星さんは日本アカデミー賞を受賞したのでしょうか?
2025年の日本アカデミー賞で、映画『正体』が評価されて最優秀主演男優賞を受賞しました。
それ以前には、2020年の日本アカデミー賞で「愛唄 -約束のナクヒト-」、「いなくなれ、群青」、「チア男子!!」(全2019年)の主演を務めた演技力が評価されて新人俳優賞を受賞しています。
2020年に第43回日本アカデミー賞で新人俳優賞、2023年に第46回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞(『流浪の月』)を受賞。名前を変えながら逃亡する脱獄犯を演じた主演作『正体』で今回、最優秀主演男優賞を初受賞した横浜。
「正体」では冤罪の死刑囚・鏑木慶一役を熱演。名前や容姿を変えながら自身の無実を証明しようと懸命に生き、逃亡する難役を、まるで別人のように演じ分けたことが高く評価されました。
横浜流星の表彰の経緯は?

横浜流星さんは「正体」というサスペンスドラマの中で、凶悪事件の犯人として死刑判決を受け、見つかる度に姿を変えて逃亡します。
実は冤罪で自分の事実を証明するために、次々と姿を変えて、どうしようもない状況をなんとかしようと懸命に生きる姿をリアルに演じています。
横浜流星さんの表彰の経緯はどうだったのでしょうか?
今回は、「キングダム」の山崎賢人さんと、「正体」の横浜流星さんのどちらかが選ばれるだろうと予想されていました。
「正体」の藤井道人監督は10年来の盟友で、これまでにも一緒に作品を作っていて、3度目の共演でした。
興行収入では「キングダム」が圧倒的に優っていたので、アカデミー賞協会が、作品の興行成績よりも、演者の役作りや演技力を重視したと分析されています。
横浜流星さんが役に真摯に取り組み、当防犯として5人もの別人の姿を細部までこわり抜いて作り上げた姿勢や、多面的でリアリティな深みのある表現力が高く評価されたそうです。
結果を見れば、日本アカデミー賞協会は、作品がもたらした興収よりも、演者の役作りや演技力に比重を置いた選択をした――と受け取れますね。
以前の2020年に、横浜流星さんが日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した同じ時に、藤井道人監督は「新聞記者」で最優秀作品賞を受賞しています。
この時「いつか一緒にこの場に立ちたい」とお互いに願ったことが実現しました。
横浜流星の受賞スピーチは?

2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう」で「江戸時代のリアル」を難しい言葉の言い回しを駆使して、遊郭での生き様を進化した演技で見せてくれる横浜流星さん。
横浜流星さんの受賞のスピーチはどうだったのでしょうか?
スピーチでは、藤井監督との10年にわたる関係を語り、2020年の互いの新人俳優賞、最優秀作品賞の受賞時について、
「(2020年受賞の時)その時、心の底から喜び、一緒にこの場に立ちたいと思いました。今回、藤井組でこの場にいられていることに大きな意味があります」と語りました。
「自分は芝居はうまくないですし、人間としても遊びがなく、頑固でつまらない人間です。」
「それを誰よりもわかっているから、毎日芝居のことを考え、作品命で、大げさかもしれないんですけど、本気で身命を賭す覚悟で向き合っています」と自身のことも語っています。
今回の受賞が自分の作品に対する向き合いを、認めてらえたような気がして、励みになったことや、映画業界のさらなる発展のために尽力することを述べて締めくくりました。
今度は一緒にこの場に立ちたいと思いました。藤井組でこの場にいられていることに大きな意味があります」と語ると、会場のモニターに今にも泣きだしそうな藤井監督の顔が大きく映し出された。
横浜流星さんのこれらの真摯な言葉に対しては「覚悟の言葉に拍手喝采」と報じられました。
また、ファンからは「スピーチ涙が止まらなかった」「これからも応援したい」といったコメントが寄せられました。
まとめ
NHK大河ドラマ「べらぼう」で主演に抜擢された横浜流星さん。
横浜流星さんは日本アカデミー賞を受賞されたのでしょうか?
2025年に日本アカデミー賞の最優秀俳優賞を受賞しています。
横浜流星さんの受賞の経緯は?
藤井道人監督の「正体」という作品で、その演技力と役作りが評価されて受賞に至りました。
横浜流星さんの受賞スピーチは?
2020年に藤井監督とした、アカデミー賞の舞台に一緒に立つ、という約束が実現したことに「大きな意味がある」と語り、自身の役者としての取り組み方や覚悟、映画業界への尽力を語りました。
現在出演の大河ドラマ「べらぼう」は元々は「バカ者」「たわけ者」という意味だったそうですが、今では「桁はずれな」「普通を超える」と言った意味に変わっています。
まさに「べらぼう」をリアルに体現しつつある横浜流星さん。
これは横浜流星さんが、日々、真摯に俳優業に真面目に取り組んでいる、努力の結果だと言えますね!
端正な顔立ちの中に、役者としてのしっかりとした覚悟を持っていて、硬派で、実現力のある素敵な俳優さんですね!
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