松嶋菜々子さんといえば、2000年に放送された大ヒットドラマ「やまとなでしこ」で一躍スターダムに躍り出た女優さんです。
あれから25年の時を経て、2025年のNHK朝のテレビ小説「あんぱん」で再び注目を集めています。
今回は、松嶋菜々子さんの「やまとなでしこ」から「あんぱん」までの軌跡と、時を経て魅せる新たな魅力やエピソードについて迫ってみました。
それでは早速本題に入って行きましょう!
松嶋菜々子 「やまとなでしこ」から「あんぱん」へ!

2000年、松嶋菜々子さんは「やまとなでしこ」でスチュワーデスの神野桜子役を演じ、一世を風靡しました。
平均視聴率26.4%、最高視聴率34.2%という驚異的な数字を記録し、2000年以降のフジテレビ恋愛ドラマとして歴代1位の視聴率を誇るこのドラマは、松嶋さんの代表作となりました。
2000年放送の月9ドラマ『やまとなでしこ』(フジテレビ系)。本作は視聴率30%を突破し、MISIAによる主題歌『Everything』がダブルミリオンを達成するなど
当時26歳だった松嶋さんが演じた桜子は、「この世で一番嫌いなものは貧乏。
女を幸せにしてくれるのはお金だけ」という考えを持つ、見栄っ張りで歪んだ性格の客室乗務員でした。
そして2025年、松嶋菜々子さんは51歳になり、NHK朝ドラ「あんぱん」で主人公の母親・柳井登美子役を演じています。
「やまとなでしこ」と同じく中園ミホさんが脚本を手掛けており、25年ぶりのタッグが話題を呼んでいます。
お二人とも、25年の間ずっと芸能界で活躍していて、25年振りに、またタッグを組んで、評判の作品を作り出すなんて本当に凄いですよね。
松嶋菜々子の時を経ての新たな魅力は?

「やまとなでしこ」の桜子から「あんぱん」の登美子へ、松嶋さんの演技の幅が大きく広がっています。
「あんぱん」では序盤、ヒール役として登場し、存在感を発揮しています。
中園ミホさんは松嶋さんに対し「私のことは気にせず…」と自由に演じてもらったそうで、51歳になった松嶋さんの新たな魅力が存分に引き出されています。
演出陣を通じて「『私のことは気にせず書いてください』とお伝えしました。また視聴者の皆さんをザワつかせるような台詞を登美子が言うのかもと、楽しみにしています」と明かした。
「やまとなでしこ」での華やかな女性像から、「あんぱん」では母親として力強く生きる女性へと、松嶋さんが演じる役柄は大きく変化しました。
一見、どちらも毒のある女性で、様々な苦労をしてきたための毒があるけれど、真の部分は愛情溢れる人物といった役柄です。
「あんぱん」では「やまとなでしこ」とは違って、息子を捨てた母親のやや身勝手な愛情をしっかりと表現しています。
この変化や存在感こそが、松嶋菜々子さんの新たな、さらなる魅力を引き出す要因となっています。
松嶋菜々子のエピソードは?

「あんぱん」での松嶋菜々子さんの演技が話題を呼んでいますが、演じるにあたってのエピソードです。
第87回で登美子が東京のガード下にある、のぶの部屋をいきなり訪れ、一緒にいた嵩とのぶに登美子なりの意見をぶつけるシーンが印象的でした。
視聴者からは「登美子は変わっていない」という声がある一方で、「親心は分かる」という共感の声も上がっています。
困惑する2人をよそに、買ってきた酒で乾杯をする登美子。相変わらずマイペースな姿に視聴者からは「さすが登美子」「全然変わっていない」とのコメントが寄せられた。
松嶋菜々子さんは、登美子役を演じるにあたり、「やまとなでしこ」の桜子とは全く異なるアプローチを取ったそうです。
夫との死別、実子との別れ、再婚相手との離婚を経験しながらも強く生きる登美子の複雑な心境を、松嶋菜々子さんは見事に表現しています。
まとめ
松嶋菜々子さんの「やまとなでしこ」から「あんぱん」への25年の軌跡は、彼女の女優としての成長と新たな魅力を如実に示しています。
華やかな女性像から母親役へ、そして中園ミホさんとの再タッグ。
これらの要素が絡み合い、松嶋さんの演技に深みと説得力を与えています。
「あんぱん」の今後の展開と、松嶋菜々子さんの更なる活躍に、ますます目が離せなくなりそうですね!
コメント