野呂佳代さんといえば、AKB48時代のスリムな姿から現在のぽっちゃりした女優としての姿まで、大きな変化を遂げた芸能人として知られています。
今回は、野呂佳代さんのスリムだった頃と現在の魅力を比較し、細かったAKB時代から現在のぽっちゃり女優に至るまでに迫ってみました。
それでは早速本題に入っていきましょう!
野呂佳代のスリムな頃とどちらが良い?

スリムな頃とぽっちゃり現在のどちらが良いのでしょうか?
どちらが良いのかどうかは、見る人によって様々に違う様です。
野呂佳代さんのキャリアを振り返ると、大きく分けて3つの時期があります。
- AKB48時代のスリムな姿と苦悩
- SDN48時代の葛藤
- 現在のぽっちゃりした女優としての姿
それぞれの時期に、野呂佳代さんならではの魅力と成長、そして苦悩がありました。
AKB時代の野呂佳代さんは、今よりずっとスリムですが、アイドルとしてはもっと痩せていることが理想だという事を思い知らされたそうです。
自分の体が大きいことを気にしていなかったんです。むしろ“パンッとしてていいじゃない”と思っていたのに(笑)、アイドルになったらめちゃくちゃ叩かれて。直接言われたりもして辛かったけれど・・
確かに人気のあるアイドルはスリムな人が多いですが、スリムだから人気があるのか、と考えるとそうとも言えません。
周りは、期待を込めて野呂佳代さんに、スリムになるように言っていたのかもしれませんが、自身の発言からガリガリが、元々あまり好きで無い様な印象の、野呂佳代さん自身はどう思っていたのでしょうか。
細いAKBの頃は?

2006年、22歳でAKB48の第2期メンバーとして加入した野呂佳代さんは、現在より約20kg軽く、とてもスリムな体型でした。
AKB48時代の野呂佳代さんの魅力を挙げてみます。
- 清楚で上品な印象
- アイドルらしい可憐さ
- 若々しい美しさと透明感のある笑顔
- スタイルの良さが際立つファッション
しかし、この時期の野呂佳代さんは多くの苦悩を抱えていました。
デビュー後すぐの握手会では、5歳年下で同期の大島優子との圧倒的な人気の格差を目の当たりにすることになります。
さらに、秋元康からの提案で、7歳年下の同期、佐藤夏希と漫才コンビを結成することになりました。
まずデビュー後すぐの握手会では、5歳年下で同期の大島優子との圧倒的な人気の格差を目の当たりに。
俳優を目指してアイドルになったのに、突然”お笑い担当”になってしまって戸惑いを隠せない野呂佳代さんでしたが、秋元康を信じ、劇場の幕間で漫才を披露していました。
しかし、アイドルのイメージを捨てた自虐ネタをやってもあまり受けず、内心モヤモヤした気持ちのまま、お笑いをこなしていたそうです。
本心ではやりたくないお笑いをやらされていることに対して1人の時には涙し、途方に暮れていたといいます。
ぽっちゃり女優への魅力変化!

AKB48は初のシングル売り上げ1位(2009年)を記録するなど世間が大注目するアイドルグループに急成長しました。
しかし野呂佳代さんにとっては、奈落の底に突き落とされるようなAKBから、新しいグループSDN48への移籍勧告がありました。
SDNは通常の48グループとは少し異なり、AKBで結果を残せず20歳を越えたメンバーや、AKBではない外部のタレントもかき集めた、いわば後がないアイドルたちによる崖っぷちのグループでした。
キャプテンを任されたものの、スタッフから「今回衣装の露出が高いから細い子中心で行くわ」と、幾度となく選抜漏れ。
野呂佳代さんは、仕事に対するやる気も失っていきました。
SDN48解散後、野呂佳代さんのアイドル人生も幕を閉じ、俳優への道も遠のきました。
その後、ダイエット企画やパチンコ営業など、やりたいこととはかけ離れた仕事を続けることになり、30歳手前でどん底の時期を迎えた野呂佳代さん。
「めちゃくちゃ辛いんです。本当に辛かったんです」と当時の苦しかった心境を振り返っています。
「めちゃくちゃ辛いんです。本当に辛かったんです」と当時の苦しかった心境を振り返った野呂は「本当に奮闘している中で、お母さんが一番支えてくれたのがうれしくて」と、ずっと応援してくれた母を思い出して涙を流した。
しかし、そんな苦難を乗り越えた現在、41歳の野呂佳代さんは、女優として大活躍中です。
2024年だけでドラマ8作に出演するなど、引っ張りだこの状態が続いています。
現在の野呂佳代さんこそ、本当の自分らしさを表現できていると言えるでしょう。
野呂佳代さんの現在の魅力をまとめました。
- ありのままの自分を受け入れた堂々とした姿勢
- 豊富な人生経験に裏打ちされた深みのある演技力
- 多くの女性が共感できる等身大の魅力
- 自然体の美しさと内面から溢れる自信
- 苦難を乗り越えて培った強さと優しさ
野呂佳代さん自身は現在の体型について、「この体型の私が求められているので」とコメントしています。
「痩せられなかっただけっていう面もあります(笑)。
痩せた方がカッコいいかも…という考えが浮かぶ一方で、それと同じくらい”ぽっちゃり系にも輝いている人はいる!”という思いもあって」と以前のコメントでは語っています。
AKB以前にアパレルでバイトをしていて、外人みたいなしっかりした体型で、服をパンっ!と着こなすカッコ良さを感じていたと言う、野呂佳代さんらしいコメントですね。
野呂佳代さんは、自分を客観的に見ていていて、自分のどこが、何が、「求められている存在」なのかを理解し、それを実行できるのが素敵ですし、凄いですね!
これは思い悩んだ日々があったからこそ、なのかもしれませんね。
まとめ
野呂佳代さんの魅力は、時代とともに進化してきました。
AKB48時代のスリムな姿では、清楚で可憐なアイドルとしての魅力がありましたが、その裏で、多くの苦悩と葛藤がありました。
一方、現在のぽっちゃりした女優の姿では、自分らしさを全面的に受け入れた、大人の女性としての魅力が輝いていますね。
そして、それは単なる外見の変化だけではありません。
現在の野呂佳代さんは、本当の自分らしさを表現できており、演技力や内面の魅力など、多様な魅力を発揮しています。
これは、彼女が経験してきた苦難や葛藤、そしてそれを乗り越えてきた強さがあってこそ実現したものでしょう。
体型に関係なく「自分らしく輝く」ことの大切さを体現している野呂佳代さんは、多くの人に共感を与え、今は人間的にも魅力のある存在となっています。
スリムな頃も魅力的でしたが、現在のありのままの姿こそ、野呂佳代さんの真の魅力が最大限に発揮されていて、素敵ですね!
今後、女優として、人間味あふれる様々な役に挑戦し、ますます活躍されるのが楽しみですね!
コメント