人気俳優で「医龍ーTeam Medical Dragon」をはじめ数々のヒットドラマに出演していた坂口憲二さん。
そんな坂口憲二さんですが、2025年4月から人気ドラマの「続・続・最後から2番目の恋」に俳優として完全復帰し、11年振りに集まったレギュラーメンバーの一人としてファンを歓喜させています。
難病を克服して、再び俳優として元気な姿を見せてくれている坂口憲二さんですが、人気絶頂だった2018年に所属事務所を辞めた後は、治療とリハビリをしながらコーヒー焙煎士として働いておられたようです。
そこで今回は
- 坂口憲二さんが乗り越えた難病とは?
- 坂口憲二さんが再び俳優に復帰した理由とは?
- 坂口憲二さんは休業中にはコーヒー焙煎士として活躍していた?
主にこれらについて迫っていきます。
それでは早速本題に入りましょう!
坂口憲二が乗り越えた難病とは?

ヒットした「医龍ーTeam Medical Dragon」では天才外科医を演じ多くの視聴者を魅了しました。
そんな坂口憲二さんが乗り越えた難病とはなんだったのでしょうか?
坂口憲二さんが発症した病気は「特発性大腿骨骨頭壊死症」という、国が定めた「指定難病」のうちの一つです。
坂口憲二さんは2012年8月から右股関節の痛みに悩まされ、2014年7月に精密検査を受けるため一時休業して入院ましたが診断がつかず、2015年春になってやっと「特発性大腿骨頭壊死症」と判明し、手術を受けました。
調べたところ、坂口憲二さんは壊死した大腿骨頭を切って、すねの骨を移植する手術をしたそうです。
2012年、充実した俳優人生を歩んでいた坂口憲二の体に突如異変が訪れた。股関節に出始めた痛みは徐々に増し、やがて歩行すらも困難な状況となった。検査の結果、発覚した病気は特発性大腿骨頭壊死症という原因不明の難病であり、結果として坂口は俳優の仕事を断念せざる得なくなった。
HISTORY
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「特発性大腿骨骨頭壊死症」は、足の付け根である大腿骨の骨頭である丸い部分や、その周辺の骨が、原因不明の血流障害によって壊死し、潰れてしまうという病気です。
この病気の症状は、初期は骨が壊死することよる痛みや違和感、そして進行すると骨が潰れたり変形して、ひどい痛みを伴う歩行困難となります。
年間2000~3000人が発症し、年代は30~50代が多いとされています。
「特発性大腿骨骨頭壊死症」の一般的な治療法は、初期は温存療法で様子を見ますが、病気が進行した場合には、骨を移植したり人工関節に変える手術をします。
坂口憲二が再び俳優に復帰した理由とは?

2025年4月に「続・続・最後から2番目の恋」で坂口憲二さんを含むレギュラーメンバーが11年振りに集まりました。
坂口憲二さんが再び、俳優として本格的に復帰した理由はなんでしょう?
坂口憲二さんが芸能界に復帰した理由は、「特発性大腿骨骨頭壊死症」が改善し、身体の調子が良くなったためです。
坂口憲二さんは、休業後も半年に1回の診察を受けながら筋トレを続け、「鬼のリハビリ」に励んだそうで、病状は徐々に快方に向かっていったようです。
その甲斐があってか、自転車にも乗れるようになり、また、趣味のサーフィンにおいては、身体への負担を軽減するために”ショートタイプ”から”シングルフィンログ”の板に変えて、リハビリのひとつとして楽しんでいるそうです。
サーフィンでリハビリなんて坂口憲二さんらしくてかっこいいですね!
この日、ボディースーツを着用し、水上で巧みにサーフボードを操り波に乗る写真を掲載。ひげが生えており、肌は日焼けしている。「シングルフィンログが楽しい今日この頃。ショートボードに乗っていた頃はまさか自分がこんなに重たい板に乗るとは思わなかった。乗れるとも思わなかった」「体力落ちても出来るし、ショートボードほど激しくないし、脚のリハビリにもなる、今の自分にとっては最高の一本」と、サーフボードへの感想をつづった。
出典 スポーツ報知
坂口憲二さんは2012年に病気を発症し、2015年に手術を受けた後、3年間の懸命なリハビリを経て、日常生活に支障のないレベルには回復していたのですが、身体は完全復活にはならなかったようです。
坂口憲二さんは俳優として「体を張った役や演技ができないのが許せなかった」そうで、「自分の力をセーブしながら仕事を続けるのも困難だ」と考え2018年に芸能活動休止に至ります。
さらに坂口憲二さんはその後、2018年5月に、「今後は治療に専念し、体調を戻してから、自分のできることをやっていきたい」と所属事務所を退所すること発表し、世間を驚かせました。
坂口憲二は休業中にコーヒー焙煎士として活躍していた?

筋トレを中心とした「鬼のリハビリ」をして完全復活した坂口憲二さんは、休業中に過酷なリハビリをしながらも、コーヒー焙煎士としても活躍されていたのでしょうか?
坂口憲二さんは現在、大網白里にコーヒーの焙煎所を持っていて、コーヒー焙煎士として、毎日必要な量を焙煎し、新鮮な豆をタイムロスなく、店舗やお客様にお届けするサービスを提供しています。
「ライジングサンコーヒー」というお店で、古くからあるプレハブづくりの建物を自分たちらしく改装した中に、焙煎機が置いてあり、サーフィンをしに訪れた人や地元の人が、気軽に美味しいコーヒーを飲めるお店だそうです。
坂口憲二さんは2014年にオレゴンのポートランドを訪れた際に、コーヒーが文化として街に溶け込んでいる世界観に心を奪われたそうで、この出来事がセカンドキャリアとしてコーヒーを選ぶきっかけとなったそうです。
帰国後、バリスタの成澤敬介さんに学び、その中でも特にコーヒー焙煎にとても興味をもち、焙煎機を購入して、毎日思考錯誤してコーヒー焙煎に没頭するようになったそうです。
コーヒー好きが高じて、コーヒー焙煎に没頭し、コーヒー焙煎士なって、コーヒーショップまで開くなんて一本気な坂口憲二さんらしいですね!
まとめ
「医龍」という医療ドラマで天才的外科医を演じ一躍人気俳優になった坂口憲二さん。
2012年に「大腿骨骨頭壊死症」という国が指定する難病になり2015年に骨移植の手術をして、懸命なリハビリをしましたが3年間では完全復活できずに、結局、2018年に俳優活動を休止し、事務所も辞めることにしました。
なぜなら、その当時の坂口憲二さんの中途半端な身体の状態では、「力をセーブしながら演技をしなければならず、身体をはった演技ができない」ことが、自身として許せなかったようです。
その後、坂口憲二さんは「鬼のリハビリ」を経て徐々に良くなり、2023年頃から少しずつ芸能活動を再開しました。
2025年4月には小泉今日子さん、中井貴一さん、飯島直子さん、内田有紀さんという錚々たるメンバーが出演している月9のフジテレビドラマ、「続・続・最後から2番目の恋」で俳優として完全復活し、11年振りに集まったレギュラーメンバーの一人としてファンを歓喜させています!
好きなことを追求してコーヒー焙煎士になり、コーヒーショップを作ったり、板を変えてリハビリサーフィンを楽しむなど、好きなことに対して一本気な坂口憲二さんは、男らしくて益々かっこいいですね!
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